【お届けレポート】Bowers&Wilkins 804D3/Rosenut,Accuphase E-480,DP-560 & Musictools ICN-37G,SLN-204,KIMBERKABLE 8TC


ブログをご覧の皆様こんにちは(^^♪
オーディオスクェア幕張新都心店の石井です。

今日は一段と冷え込むせいか、手元がかじかんでなかなかいつものようにブログが書けず…。
かなりスローにかちかち打ってます笑
皆様も風邪などひかないようお体には気を付けてお過ごしください。

さて本日紹介しますのは、もうこのを写真見るからに素敵なご自宅!
わざわざ八王子方面から幕張店までお越しいただき(相模原店や横浜店を飛び越えて!)この度お求めいただいたのはこれまた素敵な御品々でして、最近話題のAccuphase最新プリメインアンプE-480とSACDプレーヤーDP-560から、オーディオファイルであればだれもが知るBowers&Wilkins 804D3!
そして当店にお越しいただいた方ならご存知であろうイタリアMusicTools製の高級ラックISO Static ICN-37Gを2セット!!!
スピーカーの足元もMusicTools SpikeHull2 SLN-204を設置させていただきました!
ケーブルに至るまでトータルコーディネートでお届けさせていただき、ラインケーブルはAccuphase AL-10とスピーカーケーブルは米国KIMBERKABLEにオーダーした8TCの2mを2ペアバイアンプ接続用としてご用意しております。



Bowers&Wilkins
804D3/Rosenut
メーカー希望小売価格 Pair 1,460,000円(税別)
メーカーサイトはこちら

Accuphase
DP-560
メーカー希望小売価格 600,000円(税別)
メーカーサイトはこちら

E-480
メーカー希望小売価格 550,000円(税別)
メーカーサイトはこちら

MUSICTOOLS
ISO STATIC ICN-37G
メーカー希望小売価格 115,000円/1段(税別)
メーカーサイトはこちら

その景色はとても穏やかで、これ以上ないオーディオの在り方を見ました

ご夫婦でお出迎えいただき、時間をかけてじっくりじっくり調整させていただいた機材たち。
セッティングが完成して最初の音を聴いていただいた時、ボクらを含めて目前のオーディオに一時心奪われる、細かいこと無しにしあわせな時間が流れていました。
オーディオたちにしても、こうして愛してくれる方々のもとに来れることをこころまちにしていただことでしょうし、目の前にいる人たちが全員同じように見つめて楽しんでくれること、とっても嬉しかったのだと思います。
最初から本当にびっくりするほどいい音を出してくれたのには同伴の相模原店宮崎もさすがに驚いた様子でした。
なにせオーディオ以外のたくさんのものみんながこだわりの品々、そしてそのどれもが素敵な表情をしているのですからこのコたちが上機嫌なのも頷けます。


普遍のシルエットに秘められた現代最先端の音作り

Bowers&Wilkins 800 Series Diamondの中にあり、804とはともすればスタンダードなシルエット故、他のモデルほど目立つ存在ではないかもしれません。
ところが、そんなところにこのモデルの素晴らしさが隠れているんです。
美しくラウンドするたたずまいは、音楽再生のために緻密に計算された造形で、シンプルな面持ちは長く使っていてもあきることなくオーナー様を楽しませてくれます。
ことこの木目の仕上げのRosenutカラーは木本来の素材感がより強く出るため、表情が豊かなのもポイントです^^
シンプルに赤みのあるこのお色、かわいいですよね♪
そんなトラディショナルな外観とは裏腹に、ご存知の通り同社ならではのハイテクが詰まっているとだけあって、このスピーカーから発せられる音ひとつひとつの明瞭なことといったらもう何度聴いても驚かされます…!
設置を担当するボクからすると、お部屋に置いたときのクリアランスが取りやすいスピーカーでもあると言えます。
ところが、水平の基準を取りたい平らな面が全然無いだけに、足元の調整にはとーっても苦労するというのが本音です!


誤差1mm以下に迫るセッティングが活きる敏感さ

「そんな大袈裟な笑」って思った方、もしくはそんな言葉が口に出た方、いるんじゃないでしょうか…?
本当です!
とは言っても壁からの距離とかそういう点ではありません。
当然、奥側とスピーカー両脇の壁との距離も可能な限り統一していますが、重要なのはこのスピーカーの足元4点がいかに均等に床と接しているかです。
ここが、1mmないし0.5mmもスパイクの長さがずれていると、揺らした時にかちかち鳴るのですが、こうした状態は人間で言えば片足立ちをさせられているも同然。
そんな状態で何日も何カ月も放って置かれたら誰だってつらいですよね。
スピーカーも同じです!
とある方法で局面しかない804の水平基準を取ったら、4か所のスパイクとそれを受けるインシュレーターが全箇所同じ荷重で座るようになるまで地道に地道に調整を続けます。
それこそ感覚はアナログターンテーブルのアームやカートリッジを調整しているような細かい作業をするのと同じレベルです。
当店試聴室でご試聴いただいた際も入念に準備をして聴いていただきましたが、ご自宅ではそれ以上に正確にセッティングをさせていただきました。



プリメインアンプ最注目の1台

そしてブログをご覧の皆様も注目するのはこのコのことでしょう。
804D3とは名演とも言うべきペアを演じてみせ、不足なく素晴らしいバランスで音楽を奏でるその様子、本当に見事でした…!
実はこの組み合わせはボクから提案させていただいたわけではなく、オーナー様からのお申出でこの組み合わせで聴いてみたいというものがそのまま形になっただけなのです。
ぴったりでしたね!
その音はしばらくの間丁寧に鳴らしこんだオーディオのこなれたものでした。
箱から出したての新品だというのに、まるでそんなことを感じさせない余裕ある表現には本当に驚きます。
組み合わせるスピーカーがこうともあれば、出だしはなかなか難しい物があるのではと正直不安な面もありつつだったのですが、そんな心配はどこへいったかというくらいにボクもいつの間に聴くのが楽しくなってしまいました♪
DP-560との組み合わせの良さは言うまでもなくというレベルで、まさに端整なセットアップスーツを纏う紳士の如く素晴らしい音色で我々を魅了してくれました。
ご主人さまも「これ、今まではあまりよく聴こえなかったのだけど…」と色々とCDをかけてくださったのですが「全然違うね…!!」と奥様とふたりでにっこり^^


最上級機E-650を踏襲した品格あるデザイン

フロントパネルを閉じていても動作状態が確認できるよう視認性を高めたインジケーターが特徴的な今回の新モデル、控えめでいながらも誰が見てもAccuphaseとわかるその品のあるたたずまいはいつ見ても飽きません。
このランプの配置は純A級にして最上級機E-650の新デザインを踏襲したものですね。
ガラスパネルの中に見えるものがVUメーターだけになったことで全体的にすっきりと落ち着きを感じる外観になりました。
動きもなめらかなアナログVUメーターがより際立つ今回のデザイン、個人的にもとっても好みで見ているだけでも楽しいのは嬉しいですよね。

他のモデルにも共通したことですが、実はこの美しいヘアラインのフロントパネルは一度きらっきらに鏡面磨きを施したパネルを職人が丁寧にヘアラインで仕上げているのです。
ですので、一般的なヘアライン仕上げの製品のような触った時の凹凸が無く、さらさらで鋭利な印象は全く受けないのが素晴らしいですね。
今となっては当然の意匠となったこのシャンパンゴールドの色味も、同じように均一に製品にするのは本当に大変なことなのです…!

デザインだけじゃない、
ひとつのコンポーネントとして活きるオーディオラック

こちらのオーディオラックの選定は奥様にしていただきました☆
と言いますのも、オーディオ一式がだいたいまとまったというタイミングでラックや設置環境に関するお話しに切り替わった時、奥様から「今そこに置いているこれが格好いい…!」ともう嬉しくてたまらないお言葉が!!!
石井的なオーディオの理想の在り方のひとつに「見て楽しい・さわって楽しい・聴いて楽しい」というものがありますが、まさに視覚的な快感をももたらしてくれるこうしたデザインにこだわった製品に興味を示していただけることがどれほど嬉しいことでしょう!
実にこのラック、デザインばかりではなく機能性あってのこのかたちというのがポイントです。
メインの支柱が3ポイントになっていることで段ごとのがたつきは皆無(これがとても重要)!
そしてガラスプレートは5mm,8mm,5mmの順で合わせたまったく素材鳴きの無い仕様な上、「棚板ごと」に水平調整が可能なのでプレーヤー系の製品(CDプレーヤーもアナログターンテーブル同様水平を取って設置すると透明感が全然違います☆)にはかなり効果大なつくりをしています。
大前提床がある程度平らで頑丈である事が要求されますが、一般的なフローリングやカーペットであればこれまで問題なく設置させていただいております。
ガラス板をささえている支柱にさえも防振材が充填され、これも完全にみっちりという感じではなく気持ち隙間があるくらいに詰まっている程よい量感が音をよりクリアにしてくれています。
意外なのが支柱の外装などがスチールであるという点です。
近年マグネシウムやアルミニウムなどのかちっとした支柱のラックが評判ですが、自然界にも多く存在する鉄をあえてここに採用することに大きな意味があります。
自転車を愛用される方であれば「クロモリかアルミかカーボンか」なんて話題を目にすることもあると思います。
鉄のフレームはほどよくしなり、振動によるダメージを蓄積しにくいという特性があります。
これにより長寿命かつ走行中のカラダへの負担も少ないのです^^
毎日24kmの通勤をしているボクの愛車も鉄フレームです!
細かいものながら、絶えず振動するオーディオコンポーネントの振動をためずにストレスフリーな環境を維持するオーディオラックとして、音に対して強いこだわりをお持ちのオーディオファイルの皆様にはぜひともおすすめしたい逸品にございます☆



MUSICTOOLS
SPIKE HULL2 SLN-204
メーカー希望小売価格 105,600円/8pcs(税別)

幕張店から始まったスピーカーのためのイタリア靴

DALIのスピーカーを使ったイベントをした時、担当のセールスさまが持ち込みで遊ばせてくださったこのアイテム、実はこの幕張店から日本国内への導入が決まった製品なのです。
インシュレーターともあればこのオーディオの世界に数多の種類があるわけですが、驚いたのはその構造と価格。
実際高いのですが、それ以上に効果が大きいので当店でのリピート率が半端ではないアイテムです。
こうしてボクが担当させていただいているお客様宅ではほぼ確実にというほどご利用いただいておりまして、お写真を撮りに伺っておらずとも使っていただいているお客様が多いのが事実です。
がちがちに抑えず、気持ちよく振動を逃がしてくれるこの構造は非常に稀な存在で、実際これの中身を見た方はみんな「へぇー!」とおもしろそうに反応してくださいます(^^♪
実際ボクも初めて見た時は「なんだこれ??」くらいでしたが、国内展開を迷われていた輸入元担当セールスの方の背中を押す責任もあるとしてまず第一に自分で購入したのですが、実際いいんです☆
それで「これは絶対に日本でも買って頂いた方がいい!」と確信のもとに取り扱いを開始するようになったアイテムなんですね。

オーディオスクェア幕張店は現在国内で唯一カラーバリエーションでSLN-204(Nero/黒)とSLR-204(Rosso/赤)を常設展示している店舗です。
そして何より石井が自宅でラックもインシュレーターどちらも使用しているので、その設置ノウハウは誰よりも持っております。
自宅で色々実験しているとなにかと寝不足になりがちなのが悩みです笑
ひとつのオーディオとして、なによりイタリア製の一生物のインテリアとしてもきっとお気に召していただけると思います(^^♪



このお部屋でいただく紅茶はさぞおいしいことでしょう

多くを語らずともこの一枚の写真がたくさんのことを物語ってくれるはずです。
写真を撮っていて本当に楽しくなってしまうくらいみんな素敵な表情をしていました。
こんなお部屋で今日はどれにしようかと楽しく考えながら、至高のオーディオを傍らにいただく一杯は、さぞおいしいお茶なのでしょう…!
壁に掛けられた絵やこのティーカップたちを眺めるに、ご家族の非常に繊細なセンスが伺えます。
お店としてもこの居心地の良さは見習わなければならないほど素敵なひとときでした。

この度はわざわざ幕張までお越しいただき本当にありがとうございました!
また近くお便りでご挨拶させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します^^*












オーディオスクェア幕張新都心店では
LP1枚につき300円(税込)で
KLAUDiO CLN-LP200Sによる超音波洗浄サービスを承っております。

お好きな時に汚れが気になるレコードをお持ちください(^^♪
洗浄はもちろん、アナログレコードやターンテーブルのお取り扱い方法などのご相談も承ります。


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