ブログ担当石井の休日雑記☆ お得意様宅へお邪魔してきました♪





いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます!
オーディオスクェア幕張新都心店の石井です^^

今日紹介しますのはなんとお客様宅のシステム!
以前より大変お世話になっておりますK様宅にご招待いただき、その素晴らしいオーディオを堪能してきた一日でした♪
今ではめったにお目にかかれない超レアなシステムに僕自身興奮が止まらずたまらない時間でした^^
それでは早速参りましょう☆




【Michaelson & Austin TVA-1】

愛用の1台にして圧倒的な存在感と美しさを放っていたこちら、英国で1979年に発売された同社最初の記念すべきモデルです。
同じ英国のEARを思わせる鏡面仕上げのパーツやこの横に広い筐体、一切の無駄を排したデザインなど、質実剛健で現代の製品には見られない意匠にこころを奪われてしまいます。
数度の修理を繰り返し、一度は30万円もの修理費用がかかりながらも、それでも愛用されているこの一台には並みならぬ愛情が注がれており、事実このアンプが奏でる音楽には何にも代えがたい魅力を感じざるを得ませんでした。
悔しいながらも本当にこころから惚れてしまい、こういったものが手に入るのならと渇望する自分がいるのを感じながら、持込の音源やオススメのクラシックをいくつも聴かせていただき、本当に充実した時間を過ごさせていただきました。




【Counterpoint SA-5000】

根強いファンも多いことで有名なCounterpoint製品。こちらも修理を経て現在の元気なコンディションを保っており、一度代理店で修理をした際には「こんなに状態のいい個体は見たことが無い、これは手放さないほうが絶対にいい」と念を押されたほどなのだそう。
確かに筐体の綺麗さもそうですが、年式のわりに本当に気持ちよく動いてくれていて驚かされるばかりでした。
実にシンプル、必要だからこそあるデザインという、機能性に基づいたこうしたかたちはそれだけで美しい、直感に訴えるものがありますね。
別筐体のパワーサプライとともに本当に状態良く稼働していました。
質の高いものを長く使う、そのためにかかる維持費はあっても、他に代えがたい魅力があるのって、とっても素敵なことだと思うのです。




【McIntosh C42】

おなじみのブラックガラスですね。
もうデザインが音の良さを語るような、そんな威圧さえある同社のプリアンプです。
ブルーメーターのステレオアンプと違いこちらはボリュームレベルがブルーのデジタル表示でとってもクール!
終盤お酒で盛り上がるころにはお部屋も照明を柔らかくしてとっても素敵な雰囲気の中JAZZを楽しんでいたわけですが、そんな時間をも芸術的に演出してしまうこのフェイスにはやはりここにしか出せない魅力を覚えますよね。
ほんと、光り方が格好いいんです。
オーディオらしからぬような、こういうものであるような、でもその魅力はMcIntoshでないと語れない、なんだかちょっとずるいですよね笑




【Luxman L-590A】

以前当店で修理を担当させていただいたこちらも、今ではすっかり元気に音楽を奏でてくれていました。
なんだかこうして動いてくれているのをみるとほっとするのと同時にとっても嬉しくなりますね^^
現在のモデルよりもひとまわり大きい筐体で独特の風格を感じますね。
フロントパネルのセレクター類が開閉式のパネルに収まるスタイリッシュなデザインが特徴的です。
この柔らかく灯るボリュームメーターのあかりがまた素敵なんです♪
A-Classとだけあり繋がりのよさ、柔和な表現は現代的な解釈に負けることなく非常に量感ある濃密な音楽体験をさせてくれました。




【Rogers LS3/5A】

ブリティッシュオーディオがお好きな方にはこれほど知れ渡った名機も他には無いであろうと言わせる超名機。
かつて各社がこぞって競争したこの設計で、とくに良質であるとされた同社のオリジナルモデル!
こちらも明快に音楽を聴かせてくれて楽しいですね♪
モニターライクとはこういうことか!というのを肌で体感させてくれる、そんなスピーカーです。
そのオリジナルがこうもキレイに残っているとは、それだけでも驚きなのにそのサウンドもC42やL-590Aとの組み合わせでなんとも素敵な音楽を聴かせてくれました!
当店網野も大好きなスピーカーで、あまり出番がなかったところ網野のお話もあって最近活躍する場も多くなったのだとか、よかったです^^




【Piega C10】

【Sonus Faber Minima】

そしてやってきましたK様宅ご自慢のスピーカーたち!!!
Piega C-10はこちらも当店で修理を承りやっと元気に動いてくれるようになったとのこと!
いやーすさまじい存在感です!おっきい!!
アルミの筐体から奏でられているとはとても信じられないような優美な音、そしてこのユニットの大きさだけあり迫力の低音、もう驚きの連続でしたね。
非常に密度が高く、とくにレコードを再生した時の圧倒的な感動といったらもう本当に素晴らしくて。
色んな方に言われつつもレコードには手が出なかったのですが、ここに来て過去に無いくらい心が動いちゃいましたね。
レコードの素晴らしさをこんな興奮とともに感じたのは実際お店でも無かったので、その体験ができたことに本当に感謝です。
Minimaも素敵なんですよ!
かわいらしい見た目をしながらも見れば見るほど美しい仕上げの良さ、実に抜かりのない設計で、素の木目仕立ての美しさはもちろんイタリアらしい革張りのフロントやこの絶妙な曲線使いなど、言い出したら切りがないくらい。
その音は僕が愛用するDALI EPICON2にも通じるところのあるようなこちらも濃密でサイズ感を感じさせない優秀な逸品です。
それもそのはず、かつての名機復刻と銘打ってMinima Vintageというモデルが発売されていたのも記憶に新しいのではないでしょうか?
こちらはそんなVintageよりもさらに前、当時のオリジナルモデルでございます。
目の前にあるだけでもすごいことなのに、それがこんなに素敵な音を奏でている。
とっても素敵な場所でした…!!!




そしてなんとお手製のパスタまで!!!「超」おいしかったです!!
アヒージョやこれまたおいしいワインなど、素敵なお食事に素敵な音楽に、至れり尽くせりの贅沢な時間を過ごさせていただきました…!
ありがとうございます!!!
お仕事も音楽に関係するプロとしてお勤めのK様、やはりその感性はいたるところに宿るのか、なにもかもがおしゃれでたまらなかったですね。
その場でミルで挽いてくださったコーヒーも深みがあって地元で私の母親の代から続く名店にも劣らぬお味でした(^^♪
自分も見習って素敵な紳士にならなくては☆
いいオーディオがある、そしてそれを囲む音楽関係の方々とのお食事会、会話にも花が咲き終始笑いの絶えない、実に素晴らしい一日でした。




オーディオのありかた、それは十人十色といわんばかりに幅広く多種多様なもの。
今回は実際の生音を相手に日々お仕事をされるプロの方々との鑑賞会とともにこうした会話をさせていただいたわけではありますが、音楽がつなぐひととの関わりあい、これは本当に素敵なことだと改めて感じさせられました。
芸術とは、技だけであっても本末転倒、ただし技術なくしては成しえないもの。
そうお客様も仰っておられましたが、まさしくその通りのように私も感じます。
オーディオも理論なくしては成立しないものの、それだけになってしまうと音楽性に欠ける部分が出てきたりと難しいものです。
ただ、そんな「なんとなくいい」がその人にとっての良さだとも思います。
直感やこころにうったえかける素敵な輝きを放つコンポーネントが集まったこの部屋は、オーナー様のセレクトが物語るようにとても素敵なひとたちでにぎわい、愉快な会話に花を咲かせていることが証明するように、オーディオもまた素晴らしい音を奏でているのではと思いました。

オーディオのセレクトは、もしかするとそのひとの性格や、それこそそのひとらしさなのかもしれません^^
そういうところもおもしろみがあってこの仕事には楽しさが尽きません☆


ブログをご覧の皆様も、ぜひ共通の趣味をお持ちの方とたくさん談笑しながらオーディオをもっともっと楽しんでいただきたいですね^^
今回ブログ掲載の写真撮影許可をくださったK様、ならびにこんな私を招き入れて下さった皆様に感謝いたします!
本当にありがとうございました!
また機会がございましたらぜひお店にも遊びに来てくださいね^^




次回の更新もお楽しみに!
皆様のご来店、こころよりお待ちしております^^







オーディオスクエア幕張新都心店 石井
お電話・メールでのお問い合わせはこちらからどうぞ

MAIL: audio-square103@nojima.co.jp





コメント

  1. Kです。こちらこそとても楽しい時間でした。
    うちのシステムを、石井さんの素晴らしいコメントと、見事なショットで撮っていただき、格が上がったように思えます。
    こんどエピコン2持参で遊びに来て下さいね!

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  2. お世話になっております!
    撮り手ではなく被写体が素晴らしいからですよ^^*
    次回も楽しみにしてます☆
    ありがとうございました!

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